レーシックの後遺症について(数十年後の後遺症はないのか?)
日本でのレーシック手術(=近視矯正手術)の歴史は約70年間あります。
ただ、エキシマレーザーを使用したレーシックは
15年程度しかありません。
その為レーシック手術を受けて数十年後たった時にどのような
状況になっているかは誰にもわかりません。
歴史が浅いと言えばコンタクトレンズも同じです。
世界中の人達が不安に思わず普通に使用しています。
それはなぜかと言うと現在までの間に様々な研究を行って
いて安全性が確立しているからです。
レーシックも世界中の眼科医が数十年の間数多くの研究や
臨床試験を行い、『中長期的に安全性に問題がない』という共通
の見解となっています。
【参考】アメリカでは年間約100万人以上、日本では、約20万人が
レーシック手術を受けています。
従って、レーシック手術を受けて数十年後に手術が原因による大きな
トラブルが起きる可能性は考えにくいと思います。
レーシックを受けた後で起きる可能性のある合併症について
レーシック手術を受けた後に起きる可能性のある合併症を
お話しておきます。
管理人もハローやグレア、乾燥感は、手術を受けた最初の1か月程度
は経験しています。
手術後もらった点眼薬をつけると軽減されました。
そして時間の経過とともにおさまっていき、約1カ月程度でなくなりました。
ただ、こちらは個人差があり、手術後何カ月も続く人も
いるようなので1か月経過し、症状が改善されない人は
手術したクリニックに相談するのがいいと思います。
【レーシック手術を受けた後に見られる症状】
◆ハロー(にじみ)
光を見た時に周囲に輪が生じる症状です。
光の輪がしろっぽく見えたり、一方向に光が流れて見える
こともあります。
原因としてはエキシマレーザーの照射径が小さいことや
過度な矯正が原因で起こります。
◆グレア(まぶしさ)
光を見た時にギラギラしたまぶしさを感じる症状
です。
ハロと似たような症状なのでよく混同されますが、
全く違う症状となります。
角膜が原因で起こります。
◆乾燥感
目に自覚的な乾燥感があるが、涙の量は減って
いない。角膜の表層や深層に炎症が起こっている
ことが多い。
その他暗い所で見えづらくなる暗視力の低下やフラップ
のズレやシワがあり不正乱視になることもあります。
※ハローとグレアの見え方