コンタクトレンズの危険性とレーシック手術とのコスト比較
コンタクトレンズは一般的に多く利用されている視力矯正法ですが、
物理的にも非常にデリケートな目に人工的なものを入れ、使用
するのでやはり無理があります。
また永年の慣れから雑な取り扱いや誤った使用法も多く、感染症
などが発生している可能性もあります。知らず知らずのうちに目を
酷使していることも多いです。
そのようなひどい状態のまま放置し、使用を続けていると最悪の
場合には失明する可能性もあり、注意が必要です。
レーシンク手術は、近年の器械の目覚しい技術進歩で、レーザーの
照射時間が大幅に短縮し、正確さ安全性が向上したことにより、
目への負担も大幅に軽減されています。
その為長い目で見ると今までお話したような感染症や目への過度な
負担などコンタクトレンズの危険性からも回避できます。
また毎日のコンタクトレンズの使用によるわずらわしさから開放され、
快適な生活がおくれます。
またコンタクトレンズとレーシック手術の費用(管理人の場合)を
比較してみるとこんな感じです。
コンタクト | レーシック手術 | |
---|---|---|
費用 |
約5,000円(1箱)×12か月 |
173,000円 |
追加費用 |
+保存液代 |
※コンタクトはワンデーアキュビューを使用していること前提です
※管理人が受けた当時の品川エディションスーパーイントラレーシック代金(割引後)
コンタクト代だけで年間約6万円もかかっていますが、
レーシックの費用を払ったしたら3年程度で回収しちゃうんですね・・・。
コンタクト代がなくなり、またその手間も非常にかかること考えると
レーシックをやるなら早くやった方が得だと思います。
コンタクトレンズには限界がある!
別の角度でお話してみましょう。
コンタクトレンズというものは目に負担がかかり、
永遠につけていることは出来ません。
実はコンタクトは20〜25年しか装着できません!
えー本当かな?って思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、
これは本当なんです!
コンタクトレンズは角膜の上に乗せるように装着しますよね。
その角膜の一番奥にある内皮細胞は角膜の実質層に水分・栄養分を
送るポンプの役割をして、 角膜の透明性を保ちつづけています。
しかしこの内皮細胞は酸素をたくさん必要とし、
さらに再生能力がないので損傷を受けると減少します。
そしてコンタクトレンズを装着していると角膜に酸素が届きにくくなり、
内皮細胞は死滅し始めます。
普通の人は内皮細胞は若い人なら3000個/mm2以上ありますが
コンタクトレンズを装着している人なら若くても2500個/mm2より少なくなっていることが多いです。
特にハードコンタクトレンズよりも
酸素透過性に乏しいソフトコンタクトレンズを使用している人は要注意です。
管理がずぼらで1日つけっぱなしで寝てしまった・・・ということを繰り返している人は、
ほぼ確実に内皮細胞は減少しています。
内皮細胞が減少すると角膜に栄養が届きにくくなるので、
目が充血するようになり、ドライアイが頻発します。
さらに角膜の透明性が低下して視力も下がり始めるかもしれません。
区分 |
内皮細胞数の必要な数 | 状態 |
---|---|---|
正常 |
2500個/mm2以上 | 定期的に検診を受けながらコンタクトを使用しましょう。 |
注意 |
2000個/mm2以上 2500個/mm2未満 |
コンタクトは外出時のみ使用し、そのほかは眼鏡を使う。 |
要注意 |
1500個/mm2以上 2000個/mm2未満 |
コンタクトはたまに使用可だが、眼鏡中心の生活にする。 |
危険 |
1500個/mm2未満 | コンタクトを完全に使用中止し、眼鏡の生活に切り替えること。 |
内皮細胞が少ない人はレーシックを受けることが出来ません!
レーシック手術は角膜を削る手術で、屈折度数が大きいほど削る量が大きくなります。
一般的に1Dの屈折度数を矯正するのに、角膜を12μmも削る必要があります。
レーシック手術で大事なところは、
どれだけ角膜を残すことが出来るのかということです。
削りすぎてしまうと眼圧に耐えきれず、
角膜が隆起してしまうケラトエクタジアという合併症を引き起こす確率が高くなります。
内皮細胞が減っている人は角膜が薄くなっていますので、
屈折度数が強い人は、レーシックを受けることが出来なくなります。
さらに、内皮細胞の影響を受けるのは何も厚さだけではありません。
レーシック手術ではフラップという蓋を作りますが、
縫合を必要とせず自然に吸着し治癒してしまいます。
これはフラップと角膜実質層にある水分による表面張力によるものと、
内皮細胞のポンプ機能によるものです。
この機能は、実質層に送る水分を角膜表面から吸引するもので、
この作用によってフラップは内側に引っ張られるために簡単にはずれないということです。
しかし、内皮細胞が少ない人はこのポンプ機能が弱いために、
フラップがずれやすくなるということが考えられるので、
レーシックが適応外になります。
コンタクトを使うならきちんと管理することが大切と言えます。
コンタクトレンズは医療器具ですが、
一般的にかなり普及しているのでその認識がほとんどなく、
ずぼらに管理している人が多いようで、
ニュースでもたまにコンタクトによる目の病気に感染する人が取り上げられています。
コンタクトを使うなら、
・定められた1日の装着時間を守ること
・外出時以外はメガネを着用すること
・1day以外のものは洗浄・保管を徹底すること
・定期的に眼科検診を受けること
上記のことを最低限守る必要がありますが、
守っていても内皮細胞の死滅は避ける事ができません。
使い捨てコンタクトを装着したまま寝たり、
2日、3日と使い続けている人が管理人の友人がいまして、
常に目の不調を訴えているなと思ったら、いつのまにか眼鏡に切り替わっていました。
そんな彼のようにならないためにも、
大事な目のことはきちんと管理しないといけませんね
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